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第3章 企業がわかる

地域によって産業に特徴があることを知る

1 名古屋と三河の地域性の違い

愛知県内でも、名古屋(尾張)地域と三河地域では、仕事の仕方など特徴があります。
地域の特性から、自分の就きたいお仕事がどちらの地域に合っているのか確認してみましょう。

地域イメージ

愛知県は主に北部の名古屋(尾張)と、南部の岡崎や豊田や豊橋などからなる三河の2地域に分類されます。どちらの地域も性格的には慎重ですが、言葉づかいや仕事(商売)のしかたなどは異なっているようです。歴史や地理などの特徴が色濃く反映していると思われます。

名古屋の人付き合いは、初対面で仲良くなるまでに時間がかかるといいますが、いったん仲良くなると、嘘のように心を開いてくれます。三河の人はそれ以上に慎重といわれます。どちらも、見ず知らずの人を「信用できるか」を見極めることが目的といわれます。信頼を得ることが深い付き合いにつながることになります。

言葉づかいは、名古屋弁が「だがや~」など少しきつめな調子とされます。一方、三河弁は語尾に付く「じゃん、だら、りん」など柔らかい表現が特徴的です。

産業イメージ

産業の特徴として、名古屋は商業、三河は農業や自動車などのものづくりが挙げられます。

江戸時代、名古屋城完成とともに、多くの町人も城下町に引越ししました。現在の銀行に当たる両替商や百貨店の起源である呉服商などたくさん軒を連ね、まちは大いににぎわいました。名古屋を代表する企業には、創業が江戸時代にまでさかのぼるという老舗(しにせ)がたくさんあるのも特徴です。

また、古くからこの地域では綿花を栽培していました。綿織物を生産する便利な機織(はたおり)機も開発され、こうした機械製造の技術も発達していきました。トヨタ自動車の母体である豊田自動織機(本社・刈谷市)は、綿織物を自動生産する自動織機を開発。のちに、世界的な自動車メーカー誕生への基礎を築きました。

こうしてみると、名古屋地域はにぎやかな商業、三河地域は農産物のほか、機械をコツコツとつくるものづくりが発達したまちというイメージを抱くことができるでしょう。